太田京子・作 宮本忠夫・絵 / 草炎社
たつおは一年生になったばかり。きょうもおかあさんに 元気よく手をふって 家をでたんだ。でも たつおは、学校へ行く道で 元気をなくしちゃう。 たのしそうに学校へ行くほかの子たちが うらやましくてたまらない。
「なかやまたつおくん」。ひとみ先生に名前をよばれても、たつおは どうしてもへんじができないんだ……。
◎とっちゃんまんのここにちゅうもく!
この本、読んでみてどうだった?
こんなクラスっていいなと思う。内気で、しゃべろうとしても声にならないなかやまくん。それをじっと見まもるクラスの友だち。
・なぜ しゃべれるようになったか
ここがポイントだね。そのためにはなぜ今まで しゃべらなかったかを考えるといい。ここには、きみのたいけんで にたようなことがあったら、書くといいな。
気にしてくれるまわりの人たちがいることって ポイントだよね。ことばは人から人へつたわっていくためのもの。ボクはそんなことを考えたよ。
・「金色のかえる」って何?
ここにも目をむけよう。「いくら?」「突然変異」なんていうことばもかわっている。このぶぶんには いみあることが書いてある。ほご色についてだ。ほご色って、まわりにあわせて ひふの色をかえる。クラスとなかやまくんのかんけいを ほご色でみるとしたらどうなるだろう。
・みんな同じじゃない
いろんな人がいる。話すのがとくいな子もいれば、口をひらくのに 時間のかかる子もいる。弱虫もいれば、いばりんぼもいる。
それがクラスだ。みんな同じじゃない。ちがっているものどうしのつきあい。そこでみんなそだっていく。
ところで、かえるはどこに行ったんだろう?
なかやまくんのことは「よかった。バンザイ!」だけど、あのかえる、どうなったんだ? 気になってしまった。
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