ゆうたの家は、ゆうたと、おとうさん、おかあさん、おじいちゃんの四人家ぞく。
ゆうたとおじいちゃんは、いつもいっしょ。みんなに「ゆうたくんのおじいちゃんはおかあさんみたいだ」と言われても、ゆうたはへい気。だって、おじいちゃんが大すきだから。だけど、そんなゆうたにかなしいできごとがまっていた。
◎とっちゃまんのここにちゅうもく!
まずひょう紙を見てみよう。すてきな絵だなあ!やさしそうなおじいちゃんだね。このおじいちゃんとおじいちゃんっ子のゆうたという男の子のお話。
ボクはこの本を読んで、ボクのおじいさんのことを思い出したよ。ボクのおじいさんもよく「ごくらくごくらく」と言っていた。
さて、ここできみに問だい。「ごくらくごくらく」って、どういういみ?ゆうたのおじいちゃんはどういう時に言っていたのかな?この問だい、かんそう文を書く時のヒントやざいりょうになると思うよ。
・おじいちやんの気もちは?
ゆうたは大すきなおじいちゃんとわかれなければならなかった。かなしいね。だけど、ゆうたには、おじいちゃんとすごした思い出がのこった。
「ごくらくごくらく」と言えば、おじいちゃんのやさしい顔がうかんでくる。かなしいけれどしあわせだというゆうたの気もち、わかるなあ!
ところで、おじいちゃんのほうは、ゆうたとくらしてどうだったのかな?ゆうたのこと、どう思っていたんだろう?おじいちゃんの気もちについても考えてみよう。ゆうたのおじいちゃんになったつもりでね。
・きみのおじいちゃん、おばあちゃんのこと
きみはおじいちゃんやおばあちゃんといっしょにくらしている?べつべつにくらしているのかな?きみのおじいちゃん、おばあちゃんのことも聞きたいな。
きみよりずっと早く生まれて、きみよりずっと長く生きてきた、おじいちゃん、おばあちゃん。そんなおじいちゃん、おばあちゃんのことをどう思っているかを書いてもいいね。それもりっぱなかんそう文。
おじいちゃんやおばあちゃんとくらしている人は、いっしょにこの本を読んで、かんそうの教え合いっこをしてみるといいよ。
※上記の著作権は宮川俊彦にあります。
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※出典:読書感想文おたすけブック(2007年)
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おじいちゃんのごくらくごくらく
西本鶏介・作 長谷川義史・絵 / 鈴木出版