へいわってどんなこと?

 へいわってどんなこと?

浜田桂子作  童心社

 

定番の戦争もの。この本は「日中韓平和絵本」と書かれている。日本は前回の戦争で両国に多大な被害を与えた。戦後平和日本を主張しながら損害金を払ったり運所をしたりして来た。
両国と出す本なら、どうしても平和をひたすら希求して戦争を嫌うという姿勢を見せるしかない。
日本に対しての警戒心はまだかなりある。
こういう内容にしなくてはならないのだろう。
しかし、中国は尖閣諸島問題でも日本と鍔迫り合いをょしている。軍事力もますます強化している。韓国も米軍との共同演習などしているし、北朝鮮とも停戦状態だ。まして北朝鮮はミサイルの発射などスリリングな姿勢を見せている。
武器も皆持っている。何ためか。む当然戦うためだ。何のために。自国を防衛するため。存続するため。日本だって省に格上げされた防衛部隊がある。米国の傘の下の同盟軍でもある。
これが現実だ。
攻められない、攻めさせないための外交や政治やが求められ続けてきた。かつてお金があって日本ならまだいいが、それも減少していき、強くなくなればいつでも餌食にされる。
まだ世界は理性で機能しない。自分から強くなろうとしないと蹂躙されることになる。

 

<続きは「とっちゃまんの読書感想文書き方ドリル2012」で>